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フリースクールや家庭での学習が義務教育になる

      2015/11/15

フリースクールや家庭での学習を、義務教育課程での学習として見なし、認めようとする法案が、7月中に提出される見通しです。

フリースクールとはなにか?

フリースクールとは、何らかの理由から学校に行くことができない、行かない、行きたくても行けない・・・ という子どもたちが、小学校・中学校・高校の代わりに過ごす場所。不登校やひきこもりをはじめ、軽度の発達障害、身体障害、知的障害などの事情を抱えるた くさんの子どもたちを受け入れ、学びの場を提供しています。
個人経営、NPO法人やボランティア団体などが運営する民間の教育機関になるので、それぞれの方針や教育理念の違いによって形態もさまざま。かかる費用も一様ではありません。共通するのは、子どもたちの主体性を尊重しているところといえます。

出典 不登校サポートナビ:フリースクールって?

何らかの事情で不登校となった子ども達の教育を行うところ。

子ども達の主体性を尊重が共通するポイント。

ちなみに、不登校児童数は約12万人となっています。(平成26年度学校基本調査/文部科学省)

・小学校 2万4千人(前年度より3千人増加)

・中学校 9万5千人(前年度より4千人増加)

フリースクール卒業したときの学歴は?

フリースクールは公的な学校と認められていないため、通っても卒業資格は得られません。
小学校・中学校にも「原級留め置き制度(留年)」はありますが、本人の希望に反してこの制度が適応される事はまずないため、在籍する小・中学校を卒業することになります。(もし、「学校を卒業させない、留年させる」などと言われて困った時は、どうぞ遠慮なくフリースクール全国ネットワークまでご相談ください)
高校の卒業資格については、高認(高校卒業程度認定試験(旧大検))を取る、フリースクールと定時制高校や通信制高校を併用するなど、様々な方法で取ることができます。また、高校卒業資格を取らず、中卒のままで生きていっている人も多くいます。

出典 不登校・フリースクール情報(NPO法人フリースクール全国ネットワーク)

卒業資格は無い。ただ、義務教育期間は、もともと通っていた学校に籍をおいたままフリースクールに通うことになるので、卒業証書や進路の書類は在籍する学校が出すことになります。

今回どのように変わるの?

フリースクールや家庭での学習を、義務教育課程での学習として見なし、認めようとする法案が、7月中に提出される見通しだ。

仕組みとしては、本人・保護者が、既存の学校以外で学ぶことを決めた場合、フリースクールやNPO法人、学校などの助言を得て、「個別学習指導計画」を作成し、市町村教委に提出する。教委は教育支援委員会を設けて、計画の審査・認定をする。

 認定されると、計画に基づき、スクールソーシャルワーカーや市町村教委の支援委員が定期的に訪問し、学習に関するアドバイスをするなどの支援を行い、学習の質を保証する。計画通りに学習が修了すると、学校からの卒業証書に代わり、教委から修了認定証が与えられる。

出典 フリースクールや家庭学習 学校外でも義務教育と見なす(教育新聞)

まだ、確定された訳ではありませんが、卒業した所と学歴が異なる「二重籍」などが改善される事が期待できますね。

 

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