マタニティーマークが理解されない
2015/11/15
朝日新聞のサイトに以下のような記事がありました。
内容としては、マタニティーマークを厚生労働省が定めて10年目。
2006年3月に公募で選ばれたマークです。
マタニティーマークは、このマークを付けている人を見つけたら、妊婦さんと理解して、
・おなかの目立たない人もいるので、配慮をして欲しい
・たばこを控えて欲しい
・体調不良、災害時に妊娠中と知らせる
こんな事を知らせる役割があります。
マタニティマークって「席を譲って」という意味だと思ってる人が多いけど、あれはもしものときに救急隊が適切な処置ができるようにという目印だお。
出典:【マタニティマークは危険?】妊婦キーホルダーしてると故意に蹴られたり腹を押されたりする事もあるので、見せるのはシルバーシートの前だけにしましょう!と産婦人科で注意された : ツイッター感想まとめ速報
マタニティキーホルダーの意味は妊娠してるから席を譲ってくれってことではなくて、万一 外出中に倒れたりした時、お腹が大きくなってなくても妊娠中だと知らせる為の物です。
ただ、今回は「電車等では積極的に席を譲る等して欲しい」という呼びかが問題視されているようです。
JR東日本:1997年からの優先席表示
阪急電鉄:1999年4月から全席優先席とした
昨今、このマークを付けていると
・妊婦は病気じゃないのに特別扱いはおかしい
・電車に乗るべきじゃない
等の言葉がネットで一人歩きして、妊婦さんを萎縮させているそうです。
ネットでざっと調べてみた所、こんな記事がありました。
『妊婦が電車なんかのんなよ!タクレばいい』スーツ着てるサラリーマンがドア横の手すりにつかまっていたときに吐いたセリフです
出典:「マタニティマーク」は危険? – SNN(Social News Network)
「故意に足をかけられて転けました。
30ぐらいの女性が足かけたのですが『でき婚のくせに!』って言われました」
「ホームで電車待ってたら見たこともない年上の女性に、『若いくせに!この変態!』とか怒鳴られて、突き落とされた事あります」出典:「マタニティマーク」は危険? (web R25) – Yahoo!ニュース
マタニティマークをつけていた友人が、電車の中でいきなり40歳半ば~後半くらいと思われる女性に睨まれて、なんで睨まれてるのかなぁ。。。と不安に思っていたら、お腹を殴られたそうです。
なんか、すごいですね。
男性だけでなく、女性からもあるようですね。
確かに、「妊婦でないのにマタニティーマークを着用している!」なんて話しを聞く事もあります。
また、「世の中妊娠したくても子供のできない夫婦や独身がたくさんいるんで、マタニティマークで優遇しろと言われても」のような意見も。。
なんか「幸せをアピールしやがって」な感じに取られているそうです(^^;
しかし、妊娠中の体調や感情は不安定なもの。
また、いつなんどき、事故や災害に巻き込まれるか分かりません。
マタニティーマークは、いざというとき、「妊娠中である」ことが分かりやすくするためのものです。
その辺りを理解して、世の中、もう少し温かく見守れないものでしょうか。。。
こんな所にも「子どもを作りにくい」世の中がある様に見えました。