よく見かける優先駐車場。妊婦さんもOKなんですよ。
2015/12/13
先日、優先駐車場に停めた妊婦さんを「そこは身障害者用だ、社会のルールを守れ」と怒鳴った男性の事が記事になっていました。
優先駐車場の利用者は?
車椅子のマークが付いている優先駐車場は、身体障害者(知的障害者・精神障害者・発達障害者を含む、すべての障害者)のほかにも、
- 高齢者
- 妊婦
- けが人
などの人たちが移動をする際に、安全性や利便性を向上することを目的として設置されています。
障害者が利用できる建物、施設であることを明確に表すための世界共通のシンボルマークです。マークの使用については国際リハビリテーション協会の「使用指針」により定められています。
駐車場などこのマークを見かけた場合には、障害者の利用への配慮について、ご理解、ご協力をお願いいたします。
このマークは「すべての障害者を対象」としたものです。特に車椅子を利用する障害者を限定し、使用されるものではありません。
そして、車いす使用者駐車場は?
障害者(身体障害者・知的障害者・精神障害者・発達障害者を含む、すべての障害者)、高齢者、妊婦、けが人などの移動及び施設利用の利便性や安全性の向上のために、駐車場が設置されています。
そのため、車いす使用者用駐車場は、建物の出入り口に近くに、車いすの乗り降りのために他の駐車よりも広く設置されています。
妊婦さんもOKなんですよね。
出産後90日間(3ヶ月)は停めてもOKとあるんですが、確認が出来ないんです。
もしご存知の方おられましたら、教えてください。。
高齢運転者等専用駐車区間制度とは?
平成22年4月19日から「高齢運転者等専用駐車区間制度」がスタートしました。
高齢運転者等が日常生活においてよく利用する官公庁施設、高齢者福祉施設、身体障害者施設、病院などの施設に十分な駐車場がない場合に、その施設の周辺道路に専用の駐車できる場所イラスト(「高齢運転者等専用駐車区間」といいます。)を設けて、専用の標章を掲示することによって、駐車を可能とする制度です。
高齢運転者等とは
- 70歳以上の方
- 聴覚障害であることを理由に免許に条件を付されている方
- 肢体不自由であることを理由に免許に条件を付されている方
- 妊娠中又は出産後8週間以内の方
ここでは、出産後も対象となっています。
エピローグ
規則の内容を知らなかったとはいえ、妊娠8ヶ月の妊婦さんをエレベーターまで追いかけて怒鳴りつけるなんて、ちょっと信じられません。
正義感からなのかなのかもしれませんが、なんともギスギスした感じが。。